【Excel】シート名を利用して日付の入ったスケジュール表を作る

【Excel】シート名を利用して日付の入ったスケジュール表を作る

エクセルでスケジュール表やカレンダーを使っている方も多いかと思います。

以前紹介した記事の、

「シート名をセルに表示させる」

を利用すれば、自動的に日付の入ったスケジュール表を作ることが可能です。



まず、シート名に年月を入れて、A1セルに表示させる設定をします。

そして、A1セルに表示された「2018.7」の文字を使って、A5セルに「7月1日」と表示させる方法をご紹介します。LEFT関数MID関数、FIND関数を使います。

A5セルに、

=+VALUE(LEFT(A1,4)&"/"&MID(A1, FIND(".",A1)+1,2)&"/"&1)

を入力します。

この数式を解説します。

まず、LEFT関数で「2018」を取り出します。
LEFT(A1,4)でA1セルの左から4文字を取り出すことで、「2018」が抽出できます。

次に、MID関数で「7」を取り出します。
MID(A1, FIND(“.”,A1)+1,2)で、A1セルから「2018」と「7」の間の「. 」が何番目にあるかをFIND関数で探し、その次の文字数からMID関数で2文字を抽出します。「. 」の次の2文字が月数になるからです。

これで、「2018」と「7」が抽出されました。これを日付として表すために、2018/7/1と表示させます。

上のLEFT関数とMID関数を、&(アンド)と/(スラッシュ)で繋いで、最後に1をくっつけます。
これで2018/7/1と表示されます。

しかし、このままでは文字列として表示されているだけです。これを数値に変換するために、VALUE関数を使って2018/7/1を数値に変換します。

これで日付として活用することができます。

すると数値が表示されます。

これはセルの書式設定が日付に設定されていないためです。書式を日付に変更します。

A5セルを選択し右クリックをして、「セルの書式設定」を選択します。

次に、「表示形式」→「日付」→「◯月◯日」を選択します。

数値が日付けに変わりました。

後は、A6セルに

=A5+1     と入力します。

後は下の行までコピーすれば日付の完了です。

曜日を入れたい場合は、WEEKDAY関数を使います。

B5セルに、 =WEEKDAY(A5,1)  を入力します。

下の行までコピーすれば完了です。

必要に応じて、「条件付き書式」を使い曜日によって色分けすると見やすくなります。

(参考)【Excel】条件付き書式を使い曜日を色分けする

 



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