文字列の文字数をカウントするにはLEN関数を使います。
次の文字列をカウントしてみます。
LEN関数の使い方
A2からA3セルに入力されている文字数をLEN関数を使ってカウントします。
LEN関数は、
=LEN(文字列) で表されます。
B1セルに次の数式を入力します。
=LEN(A1)
文字数の14が表示されました。
空白スペースもカウントされる
LEN関数のポイントは、全角も半角、空白のスペースも1文字としてカウントすることです。
空白のスペースがどのようにカウントされるか見てみます。B2セルとB3セルに =LEN(A1) を入力します。
A2セルは半角の空白スペースを2つ入力したものです。
A3セルは全角の空白スペースを1つ入力したものです。
空白スペース幅に関わらず、スペースを全角で入れたのか、半角で入れたのかによって、文字数が変わってくることが分かります。
LENB関数
LEN関数が全角や半角の文字数をカウントするのに対して、LENB関数は文字列のバイト数を求めます。半角文字は1バイト、全角文字は2バイトとして数えます。
試しに上の例をLENB関数で求めると次の通りになります。
LEN関数の全角文字としてカウントした数の倍の数字になっています。セルB7がLENB関数で30バイトになっているのは、全角14文字、半角スペース2つが入っているためです。
同様にB8セルは全角文字が14文字、全角スペースが1つ入っているため、LENB関数では30が返されています。