【Excel】#DIV/0や#N/Aなどのエラー表示をさせない ISERROR・IFERROR関数

【Excel】#DIV/0や#N/Aなどのエラー表示をさせない ISERROR・IFERROR関数

以前紹介した、【Excel】検索条件に一致する値をデータ範囲から飛ばす VLOOKUP関数のように、VOOKUP関数でデータから値を引っ張ってくるとき、データに値がない場合#N/Aのエラーが表示されることがあります。

これを非表示にする方法をご紹介します。

上の例でいうと、商品一覧に番号8までの情報しか入っていない場合に、VLOOKUP関数の検索値のセルに、9を入力したときなどにエラー表示されます。

これをISERROR関数でエラー表示をさせないことができます。



ISERROR関数を使ってエラーを非表示にする

IF関数と組み合わせてB3セルに次のような数式を入力します。

=IF(ISERROR(VLOOKUP(A3,E3:G10,2,0)),"",VLOOKUP(A3,E3:G10,2,0))

これを解説すると、
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もしVLOOKUP(A3,E3:G10,2,0)がエラー値であれば空欄にしてそうでなければVLOOKUP(A3,E3:G10,2,0)を表示する。

となります。

 

IFERROR関数を使ってエラーを非表示にする

同じようなことが、Excel2007以降は、IFERROR関数でより簡単に設定することできます。

=IFERROR(VLOOKUP(A3,E3:G10,2,0),"")

=IFERROR(VLOOKUP(A3,E3:G10,2,0),””)=IF(ISERROR(VLOOKUP(A3,E3:G10,2,0)),“”,VLOOKUP(A3,E3:G10,2,0))は全く同じ意味です。