自己否定の繰り返しが辞められない方へ【自己肯定への道】

自己否定の繰り返しが辞められない方へ【自己肯定への道】

「他人の評価が気になる」

「ちょっとしたことで自分を強く否定してしまう」

「自分は嫌われている」

 

優しい人ほどそう思ってしまうものです。

自己否定をする癖が付いてしまっているためです。

「なぜ私はこんなにも自分を否定してしまうのだろう」

多くの人が自己否定に苦しんでいると思います。



自己否定の原因

あなたが自己否定を繰り返してしまう原因。

それは幼少期に「条件付きの愛情」で育てられたことが原因であることが多いです。

「条件付きの愛情」とは「〇〇すればいい子」というように、存在そのものではなく子供がある条件をクリアした時だけ愛情を注ぐというものです。

子供が学校から良い成績を貰ってきたら機嫌が良くなり、逆にそうではない成績を持ち帰ってきた時は不機嫌になる、などもこれに当たります。

 

そういう環境で育つと、子供は無条件の愛情を感じにくくなってしまいます。

誰かから愛情を注がれても(それが無条件の愛情であったとしても)、「何か裏があるんじゃないか」、「自分はそう言われるに値しない」、「この人は怪しい」

そう感じてしまいます。

 

「自分は愛されるためには、〇〇でなければならない。△△しなければならない」

無意識で自分に愛されるための条件を課してしまうのです。

「人の役に立たなければ自分は愛される資格はない」

この考えも、条件付きの愛情を注がれた人が陥りがちな思考です。


どんな人間も無条件に愛される価値がある

人間は本来存在そのものに価値があります。

どんな人間も無条件に愛される価値があります。

 

たとえあなたが、

優秀でなくても

人の役に立たなくても

仕事ができなくても

お金がなくても

失敗しても

甘えん坊でも

自立していなくても

 

どんなあなたであったとしても、あなたはそのままで愛される価値があります。

条件付きの愛情で育てられた人はなかなかこの事実を受け入れられない傾向にあります。

何者でもない自分、何も達成していない自分。

そんな自分には価値がないと思ってしまうのです。

 

周りをよく見渡した時、特に何かに秀でていなくても自己肯定感が高い人がいます。

その人は幼少期に無条件の愛情を注がれた可能性があります。

生きていることそのものに価値があると心の深いところで理解しているのです。




自己否定を辞め自己肯定するための道

これまで自己否定をしてしまう原因、そして無条件の愛情が重要であることをお伝えしてきました。

それでは条件付きの愛情で育てられ、自己否定を繰り返してしまう人は、自己否定を辞めることはできないのでしょうか。

いいえ、辞めることができます。

その方法は、自己否定が出てきてしまった時に、自分に対してこう言ってあげることです。

 

「辛かったね。分かるよその気持ち。もう大丈夫だよ」

 

私たちは大切な人が苦しんでいる時に相手を慰める言葉を掛けますが、一番大切な人(自分)にはその言葉を掛けることが少ないです。

だからこそ、これが効果的なのです。

「辛かったね。分かるよその気持ち。もう大丈夫だよ」

自己否定してしまう自分に共感し、そっと傍で寄り添う感じ。

この言葉は、必ずしも上記のとおりである必要はありません。

 

自分に共感し寄り添う言葉を自分の言葉で投げ掛けることが大切です。

自己否定はある種、自動思考的に出てきます。

無意識に条件反射的に出てきます。

それをまず自分の意識下に置くということです。

 

意識下に置いたうえで、上記の「辛かったね。分かるよその気持ち。もう大丈夫だよ」で、自己否定を自己肯定で上書き保存するイメージです。

普段生活をしていると、ふとした出来事で自己否定をしてしまうものです。

しかしこの出来事に意味はありません。

同じ出来事を体験しても自己否定しない人もいます。

例えば、上司に怒られたときの反応がそうです。

上司に怒られて自己否定をする人もいれば、のほほんとしている人もいます。

つまり、幼少期に辛い体験をした人(条件付きの愛情で育てられた人)が、ある出来事をきっかけに自動反応的に自己否定をしてしまうだけなのです。

 

だから自己否定するたびごとに、「辛かったね」と自分に声掛けをします。

これを繰り返していると、何か出来事が起きた時に、その瞬間に自己肯定し、自己否定を抑えることができるようになってきます。

出来事 → 自己否定 → 自己肯定で上書き保存

出来事 → 自己否定 → 自己肯定で上書き保存

これを反復することで自己肯定感が高くなります。

いずれ、

出来事 → 自己肯定

になっていきます。

 

私が思うに、幼少期に辛い体験をして、自己否定を繰り返していた人が、それを克服し、自己肯定できるようになった時こそが真のリーダーになれると思っています。

なぜなら、その人たちは人の痛みが分かるから。

人の痛みが分かるから人に優しくできる。

 

一番危ないのが、自己否定に蓋をして、相手を否定することで自分を肯定してしまう人です。

これは自分の(過去の)痛みにきちんと向き合っていないため、自分をきちんと肯定できていないのです。

歪んだ自己肯定になってしまっているのです。

 

まずは自分の痛みに向き合うこと。

相手を否定ばかりしている人は、自己肯定感が低い人。

自分の弱い部分を受け入れられていない証拠なのです。

自分の弱い部分を隠すために相手を否定するのです。

まずは過去の自分に向き合い、「辛かったね。分かるよその気持ち。もう大丈夫だよ」と寄り添うことです。

 

今現在、自己否定を繰り返している方。

自己否定するたびごとに自己肯定するチャンスです。

 

あなたが辛い自己否定の繰り返しを克服し、自己肯定ができるようになり、真のリーダーになれることを心から願っております。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。