もっといい家に住みたい。
もっといい車に乗りたい。
もっとお金が欲しい。
誰もが思ったことがあるかと思います。
買いたいと思っていた物を買えた時、一時的に気分が高揚し満足感を得たかのように感じます。
人間はもっと欲しがる生き物
しかし、時間が経てばまた違う何かを欲しがります。
そしてテレビやネットの広告が私たちを煽ってきます。
まるでそれを持っていなければ不幸であるかのように宣伝してきます。
現代社会は消費することを王者として君臨させています。
如何にいいものを所有しているかがステータスであるかのように洗脳してきます。
でもどんなに消費しても、どんなに所有しても私たちの心は満たされません。
人間は放っておくともっと欲しがる生き物なのかもしれません。
欲に埋もれると幸せになれない
人間の欲望は果てしないです。
もっともっとと欲しがると一向に幸せにはなれません。
なぜなら上には上がいるからです。
他人と比較するからないものねだりをします。
隣の芝生は青いのです。
それを手に入れてもまた手に入れていないものが出てきます。
それをまた手に入れるためにあくせくする。
一生懸命働く。
貴重な時間を削って、まだ持っていないものを手に入れるために働きます。
結局死ぬまで命を削ってモノやコトを手に入れるために働き続けるのです。
これでは一生幸せを感じることはできません。
欠乏感を埋めるには感謝すること
欠乏感を埋めるには、「感謝」することです。
今持っているもの、今の状況に感謝することです。
家があること。
毎日食べるものがあること。
着る服があること。
布団があること。
こうやってスマホやパソコンを所有していることでネットから簡単に情報を手に入れることができること。
空気があること。
地球に生まれたこと。
私たちは既にたくさんのものを持っています。
借金があるにしても今日食べるものがあります。
家もあるはずです。
良く見渡すと感謝できることで満たされています。
今に感謝しないから欠乏感がいつまで経っても埋まりません。
常に不足感を感じてしまうのです。
大事なのは、今まで当たり前だと思っていたことに感謝することです。
今あなたが当たり前だと思っていることは海外では当たり前ではありません。
日本では餓死することはまずありません。
生活保護制度があります。
どうにか生きていくことができます。
感謝をすると物事が好転する
あなたは本当は恵まれています。
あなたの今の環境は恵まれています。
今に感謝することです。
今に感謝をすれば欠乏感が満たされ、ジワジワと幸福感に満たされてきます。
幸福感に満たされるから起こる出来事の解釈がポジティブになります。
解釈がポジティブになるから、それに伴う行動もポジティブなものになります。
ポジティブな行動からはポジティブな結果が生まれます。
感謝リストを付ける
毎日感謝をする習慣を付けましょう。
感謝リストを付けることをお勧めします。
毎日ノートに今感謝できることを10個リストアップします。
この時、普段は意識していない物事に感謝することが大切です。
私たちは特別なことには感謝しやすいですが、既にあること、持っているものに関して感謝することを忘れてしまいがちです。
既にあなたが持っているものに感謝する習慣が大事です。
感謝をするハードルを下げるのです。
生きているだけで感謝できるまでにハードルを下げるのです。
3ヶ月間、感謝リストを続けるとものすごい変化があるでしょう。
今ある物事に感謝する習慣を付けましょう。
きっと人生が変わってくるのを実感できるはずです。
